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11月もガーナです。

11月最終週もガーナに行くことになりました。
今回はボスの建設した新病院ではじめての手術です。
これまではガーナの大学病院を借りて(手術室を貸し切って!)手術をしていたのですが、
足元を見られているのか、賃貸料?が非常に高く、財団の運営を圧迫していました。
そこで数年前から新病院の建設に着手し、この夏ついに完成したということになりました。
建設に際しては
ボスの個人資産と患者さんやガーナ、アメリカ政府や企業からの寄付でまかないました。
アメリカ国内はおりからの不景気のため、充分な建設費が捻出できず、病院の材料や、手術機器などを中国の会社に委託したり、すこしでも安く安全なものを手に入れ、良いスタッフを雇い、世界最高水準の手術を行う環境を整えるという非常に高いハードルを世界一の病院で平常通りの仕事をこなしながら、見事にクリアしてついに開院にこぎつけたボスの情熱と努力にはただただ頭が下がるばかりです。私などは人間としても外科医としても、医師としても一生足元にも及びませんが、一歩でも近づけるよう、努力していきたいと思っています。
とりあえずは同じ時間を手術室や外来でできるだけ過ごして、まねするところから始めたいと思います。

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