側弯症の学会
今日は学会という研究会のはなし。
患者さんにとっては学会というと医者が集まって病気に関する専門的な内容を話しあう敷居の高くて、自分とは関係のない存在と感じる方が多いと思います。
しかし、これらの学会で話し合われている内容は患者さんの治療をより良く行うための研究ですから、もっとも関連があるのは患者さん自身であるという言い方もできます。
そして、学会というのは非公開の研究会も一部ありますが、多くは誰でも参加できる者です。ですから患者さんも当然参加することができるわけです。
ないようはなかなかむずかしく、専門的なものも多いですが、特にアメリカなどでは、患者さん自身やご家族がそれらの専門的知識を論文や教科書で勉強なさってこういった学会に参加されるケースもよく見ます。ご自身の体に興味を持つことは医師の難解な説明に対する理解や、安心を深める効果も当然あると思いますので、よいことでしょうね。
なかなか時間と手間のかかる作業ですが、側弯症は一生付き合っていく病気であり、一生の中の長い部分を付き合っていく主治医との関係を良好にし、病気に対する理解を深めるためにも、学会などに参加されたり、専門書などで勉強なさるのも時にはよいかもしれませんね。
患者さんにとっては学会というと医者が集まって病気に関する専門的な内容を話しあう敷居の高くて、自分とは関係のない存在と感じる方が多いと思います。
しかし、これらの学会で話し合われている内容は患者さんの治療をより良く行うための研究ですから、もっとも関連があるのは患者さん自身であるという言い方もできます。
そして、学会というのは非公開の研究会も一部ありますが、多くは誰でも参加できる者です。ですから患者さんも当然参加することができるわけです。
ないようはなかなかむずかしく、専門的なものも多いですが、特にアメリカなどでは、患者さん自身やご家族がそれらの専門的知識を論文や教科書で勉強なさってこういった学会に参加されるケースもよく見ます。ご自身の体に興味を持つことは医師の難解な説明に対する理解や、安心を深める効果も当然あると思いますので、よいことでしょうね。
なかなか時間と手間のかかる作業ですが、側弯症は一生付き合っていく病気であり、一生の中の長い部分を付き合っていく主治医との関係を良好にし、病気に対する理解を深めるためにも、学会などに参加されたり、専門書などで勉強なさるのも時にはよいかもしれませんね。
2013-05-23 07:16
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コメント(4)
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初めてコメント致します。
先月、無事に息子の手術が終わりました。
まだ痛みもありますし、手術後にむしろ片方の肩が下がってしまったため
(頭の位置もずれて見えます)
正直、まだ本人は「本当にして良かった」というところにまで
気持ちがいたっていないようですが、
親は無事に退院出来たこと、これで進行がおさえられること、を
本当に嬉しく思っています。
手術前、先生が2012年に書かれた記事
「側弯症の手術は危険なのか?」を
何度も何度も読み返し、もちろん主治医の先生との話を合わせて
納得して手術を受けることが出来ました。
ありがとうございました。
今回の記事にあるように手術をしたからといっても
息子は「一生付き合っていく病気」です。
これからもこのように情報を発信頂けると嬉しく思います。
お身体に気を付けて、お過ごし下さい。
by 高校生保護者 (2013-05-23 16:54)
高校生保護者さま
メイル拝見いたしました。
無事手術が終わりひと安心ですね。
術直後のバランスや肩のレベルは術前のバランスの影響を強く受ける傾向がありますので、経過を見ていくうちに改善してくることが多いようです。
経過を見守ってゆきましょう。
by 八木満 (2013-05-24 11:11)
以前、妻の手術の件でメールでご相談させていただき、その後、直接診て頂いた者です。通院時間の都合上、手術は他のところで受けましたが、お陰様で3月に無事手術が終了し、順調に回復しているようです。早く手術をしておいてよかったと2人とも思っております。手術に至るまでこのHPや先生のアドバイスは大変参考になりました。改めて御礼申し上げます。ガーナでの取組も興味深く拝見しました。また、最近読み始めたシェイクスピアではリチャード三世が側弯症であったことが昨年発見された遺骨で証明されたとのニュースを知り、16世紀の英国に側弯症手術があればまた違った歴史になったのでは、などと側弯症という言葉により反応するようになりました。。。
by ベルギー (2013-05-28 19:37)
ベルギー様
コメント拝見いたしました。手術が無事に終了し御安心ですねこれから、骨がつくまで、それから、その後も定期的な診察が必要になりますね。お子さんのときにこのような大きな手術をお受けになるのは、ご本人にとっても大きなことだっただろうと思います。よく頑張りましたねと、お伝えください。ところで、側弯症は壁画などをみると、紀元前から描かれていて、”ヒポクラテスの誓い”で有名なヒポクラテスの時代から、人々を悩ませていたようです。当時は拷問のような機械で背中を引っ張って治療をしていた壁画も残されています。人間が二足歩行となった瞬間からおそらく存在している病気だと思います。
by 八木満 (2013-05-29 07:37)